AdWords レポートエディタ機能が追加
AdWordsでレポートのダウンロードが出来なくなったと思いきや、翌日の管理画面に違和感が。
なんだか様子がおかしい。
・・・・・・なんだろう?
AdWordsのレポートエディタが全アカウントに適用開始
そう、違和感の正体は最近追加されたばかりの新機能、AdWordsのレポートエディタ。
以前から幾つかのアカウントで限定的に公開されていたらしいのですが、8月5日に全アカウントに適用されることが発表されました。
今後数か月の間で、段階的に全てのアカウントに適用されるそうです。
レポートエディタとは
これまでAdWordsでレポートを作成する場合、一旦CSVに落としてExcelで加工をしていましたが、今回追加されたレポートエディタ機能では管理画面内で表やグラフを作成できるため、WEB上での詳細な分析が可能となりました!
作成したグラフはテンプレートとして保存され、いつでも呼び出しが簡単にできます。
これまでのレポートより便利な点として、Googleは以下4点を発表しています。
■ ドラッグ&ドロップ インターフェース
多次元の表やグラフの作成、処理をすばやく行えるため、データをダウンロードしなくても詳細な分析を行えます。
■ マルチセグメント分析
複数の項目を組み合わせて表やグラフを作成でき、より詳しく正確にデータをカスタマイズできます。
■ カスタムグラフ
データのパターンや傾向を迅速に視覚化できます。
■ 高度なフィルタリングや並べ替え
セグメント化された指標(モバイルでのクリックなど)にフィルタを適用し、複数の列ごとに並び替えができます。
リスティング広告においてレポート作成は最も重要な作業の一つです。
レポートエディタを使いこなすことでデータ分析の効率もあがりそうですね!
アクセス解析編
ウェブの仕事を教わり始めた2,3か月前。
聞いたことのないWEB用語が多く、何が何だかわからなかった。
…… 実は今も混乱することがある。
今日はアクセス解析編。
PV数が~、セッション数が~ なんて言いますが、アクセス数でしょ!くらいの感覚でいると後々大変なのです。
アクセス数、訪問数、ユーザー数、それらの違いって何でしょう。
■PV(ページビュー)
PVはPage Viewの略称で、サイトに訪れたユーザーが見たページ数をカウントします。
1人のユーザーが10ページ回遊したとするならば、PV数は10。
■セッション数
いつも謎だったのがこれ。セッション数。
セッション数とは、訪問数のことで、ユーザーがサイトに訪れた回数のことを指します。
一旦そのサイトから離脱して、また戻ってくるとすると、セッション数は2になります。
※但しGAの場合、離脱したユーザーが30分以内に戻って来ると同一セッションとしてカウントされます。
セッションのタイムアウトとされる時間(初期設定では30分)は、アナリティクス設定 >> トラッキング情報 >> セッション設定 でタイムアウト処理の時間を選択することが出来ます。
■ユーザー数(UU数)
セッション数に対して、ユーザー数とはサイトを訪れたユニークな数のことを指します。
セッション数と違い、ユーザーの再訪問はカウントされません。
ユーザーが訪問したサイトを離脱して、また戻ってきたとしてもUU数は1のままです。
これらの3つの指標からわかること
・リピーターがどの位いるのか知りたい場合
セッション数 - ユーザー数 = リピーターの訪問数
・ユニークユーザーの平均PV数
ページビュー数 ÷ ユーザー数 = ユーザー別平均PV数
単純な計算ですが、これらの数字は目的によって重要な指標です。
同じアクセスを表す用語でも、それぞれ定義やルールが違います。
また、GoogleとYahooにおいてもレポートをDLした際に表示される用語が若干違ったりします。
それぞれの用語の意味をしっかり理解しておかないと、同じ項目で比較をしているつもりでも実際には違うもの同士で比較している・・・なんてことがあるかもしれませんね。
解析ツールをうまく使いこなすために、基本的な用語を理解し、アクセス解析に役立てていきましょう。
接客力
先ほど、美味しいおかきをみんなで頂きました。
「これ、北海道から定期的に取り寄せているんだよ。」
お店に行かずともネットで取り寄せられるなんて今では当たり前ですが、改めて、すごい世の中だな~と感心しつつ、ECサイトについて考えてみました。
私たちの生活を劇的に便利にしてくれたEC
ECとはelectronic commerceの略称、電子商取引を意味します。
ECと言ったり、Eコマースと言ったり、大文字小文字でニュアンスが違うのかも……等、様々な名称が乱立していて少し混乱してしまいますね。
ECサイトにも接客力を
実店舗において、顧客満足を左右するものはなんでしょうか。お店の雰囲気?商品の質?接客?
もちろんそれらの総合によって決まるものではありますが、最終的には接客がキーではないかと思っています。
ECサイトはお互いの顔が見えないからこそ、もしかしたら実店舗と同様或はそれ以上の接客力が必要なのでは……?
【ECサイトの数が増加している】
現在、数多くのECサイトが存在しています。経済産業省の公表資料によると、25年度のBtoC市場規模は11.2兆円(1,000年比17.4%)、26年度のBtoC-EC市場規模は12.8兆円(前年比14.6%)まで拡大していることがわかりました。[www.meti.go.jp/]
ECサイトが増え続けるということは、競合他社が増えるということ。そうすると顧客の獲得が難しくなり、激戦状態になります。そんな中でどうやって競合に差をつけるのか。
WEBにおける接客力と言っても、答えはひとつではありません。様々な顧客がいて、個々が求めるサービスも多様です。
現在では数多くのWEB接客ツールも存在します。
中でも面白いと感じたものが、カート内離脱者に対し、キャプチャで捉えたメールアドレス宛に再訪問を促すメールを送信するといったサービス。イギリスの会社が提供しているサービスです。
皆さまのショップが抱えている課題を洗い出し、その課題のためにWEB接客で何が解決できるのかを考え、課題に合わせたWEB接客を行っていけるといいですね。
ネットへの接触
明日はグループ会社の周年記念祭。
みんな必死に景品を探したり、その隣でYoutubeを見たり携帯ゲームをしたり・・・・・・
どうやら私たちにとってインターネットは欠かせない存在のようです。
なんでもネットで完結!?
デートや女子会、合コンなど、食べログやぐるなびで簡単に素敵なお店を見つけられちゃうし、欲しいものがあったらお店に行かなくてもネットショッピングできちゃうし、
よく利用するお店のLINEやメルマガなど登録しておけばお得なクーポンだって手に入る!
インターネットへの接触時間は、会社など仕事をする際にはPCからのアクセスが多いですが、個人的なsnsであったり、ちょっとした調べものをする際にはスマホを利用される方が多いのではないでしょうか。
確かに私も、食事や美容室の予約はネットで済ませることも多いですし、リマーケティング広告に弱い。
メディアへの接触状況が、モバイルがテレビを越えたなんて話も耳にします。また、ユーザーの6割がメルマガ内URLのリンク先にアクセスしたことがあるという調査結果も。[マイボイスコム]
だからWEBマーケティングって大切
ネットへの接触率が高い今日だからこそ、WEBマーケティングって重要なのではないでしょうか。
例えば、スマホから見るページがPCサイトでごちゃごちゃしてると、最後まで見たくないですよね。
もちろんターゲットにもよりますが、レスポンシブしてた方が回遊率が上がりそうだな。とか、欲しい情報のページまで何度も何度もリンクを辿らなきゃいけないのは面倒だな、とか。
広告だったら、どんな言葉が響くだろう、広告を開いた先のページは見やすいだろうか……
ターゲットの傾向を理解して、ターゲット目線でWEBマーケティングを行うことが大切ですね。
どうなってるの?検索エンジンの仕組み
SEO(検索エンジン最適化)対策とかって言うけれど、そもそも検索エンジンの仕組みをみなさんご存知ですか?
検索エンジンとは、インターネット上の情報を検索するシステムです。検索エンジンと言うとGoogle、Yahoo、Bing(旧msn)等の大手エンジンが有名ですよね。インターネットユーザーの大半が、検索エンジンを使って個々の気になる事柄を調べる際に利用していると思います。
それではここで質問です。
Q. 「世界中の数あるWEB上のページの中からどのように情報を探し出し、どう順位付けし、検索結果がでているのでしょうか?」
答えられない方、以下必見です!
簡単に説明すると、このような流れ。
1) ユーザーが任意のキーワードで検索を行う
2) 検索エンジンは、検索エンジンが保持するデータベースより参照し、紐づくページを取得する
3) 取得したページを検索結果として表示する
WEBサイトの情報を収集するクローラーがいる
検索エンジンは「クローラー」と呼ばれるプログラムが世界中のwebサーバーを巡回することによりサイトの情報収集をしています。呼び方はさまざまで、クローラーの他にも、「スパイダー」「ロボット」「ボット」とも呼ばれています。
その情報収集をして回る行為を「クローリング」と呼び、クローリングで集めたデータをもとにページ情報を検索エンジンのデータベースに格納していきます。これを「インデックス」と呼びます。
webサイトはクローリングされて初めて検索エンジンに認識されるため、クローリングで認識させること、つまりwebの更新頻度を上げることがSEO対策の第一歩なのです。
独自のアルゴリズムを使った検索結果表示
検索エンジンはインデックスされた情報の中から独自のランキングアルゴリズムを使って検索結果を順位付けし、表示します。検索エンジンのアルゴリズムとは、世界中の膨大な数のwebサイトの中から順位付けをするためのプロセスのことです。
アルゴリズムは検索エンジンにより異なり、たとえばGoogleのアルゴリズムは200以上の項目から総合的に判定され、その200以上の項目も頻繁に変更されるため、何が評価項目になっているのか、その全体像を知ることはできません。
ただひとつ言えることは、検索エンジンがユーザーのためにアルゴリズムを日々更新しているのだとするならば、コンテンツ提供側はそれぞれの検索エンジンの思想を理解することが大切です。
再クロールのリクエスト(Google)
サイト内のURLに何かしら変更を加えた場合、Fetch as Google ツールの 「インデックスに送信」機能を使用して、指定したURLをクロールしてインデックスに登録するリクエストをすることが可能です。
※URL を送信してから、リクエストが処理され、ページがクロールされインデックスに登録されるまでにはしばらく時間がかかることがあります。さらに、Google では複雑なアルゴリズムを使ってインデックス登録されたデータの更新を行うため、必ずしもすべての変更がインデックスに登録されることを保証することはできません。[support.google.com]
Facebook、新たな動画広告の購入方法を発表
入社して2か月半、早くも部署異動によりライバルが増え、「このままじゃ仕事の取り合いだ、ぐずぐずしてられない!」と闘争心に火が付き始めた今日この頃。
そんなこんなで今日から毎週金曜日を担当することになりました。花金。WEBマーケティングについて知識は浅いですが、今日は最近のニュースをお伝え致します。
Facebook、新たな動画広告の購入方法を発表
米Facebookは2015年6月30日、動画広告の新たな購入方法のとして、コスト・パー・ビュー(CPV)購入のテスト運用の開始を発表しました。近日中に全世界の全広告主が利用可能に。
コスト・パー・ビュー(CPV)購入の特徴
CPV購入の特徴は以下のように発表されています。
・動画広告を重要視する広告主のために開発
・ユーザーの10秒間の視聴で広告費が発生 …つまり10秒以内であれば課金されません!
・CPVは「動画の視聴数を増やす」かつ「オークション形式の価格設定」を行った場合のみ有効
しかしFacebookは、現在の入札方法である「oCPM(最適化インプレッション単価)」または「リーチ&フリークエンシ―」がリーチ数の拡大やブランド(企業)の認知向上には最良の方法であるとして、CPV購入は自社の動画広告を最適化するための選択肢の一つであると捉えて欲しいと述べています。
そもそも動画広告って??
目にする機会の多い動画広告。Facebookの動画広告には、実は2種類の広告があります。
◆マーケットプレイス動画広告
ビジネスマネージャー、広告アカウント、Facebookページを所有していれば出稿が可能な広告サービス。
マーケットプレイス動画広告は新規ファンの獲得や既存のファンのエンゲージメント向上が目的の場合に向いており、Facebook広告の特徴である詳細なターゲティング設定が行えるため、少額予算からでも出稿可能◎
広告表示位置は、ニュースフィード、ニュースフィード右側の広告枠。(PC閲覧時)
◆プレミアム動画広告
莫大な広告費用がかけられる大企業などの広告主に向けて展開されている広告サービス。
GRP(延べ視聴率)の目標値によりFacebook側が広告費を設定するため、広告費に変動がありません。マーケットプレイス動画広告と違い、細かいターゲティング設定ができず、掲載期間も短期間。したがって、イベント開催時などの瞬間的に多くのユーザーにアプローチをしたい場合に効果的です。
広告表示位置は、ニュースフィード、またはログアウトページ。
右側の広告枠には表示されず、広告占有幅が広いことが特徴。またニュースフィード上部に配信されるため、多くのユーザーの目に触れさせることが可能です。
ざっくりと簡単にFacebookの動画広告に触れてみました。検索エンジンでの広告とはまた異なる、SNSを活用したWEBマーケティング。目的に応じてFacebook広告の強みを活かした広告配信もご検討されてみてはいかがでしょうか。