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任天堂がユニバーサル・スタジオ・ジャパンとテーマパークの共同展開で基本合意

2016.02.02

任天堂は2日、大阪市の米映画テーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を運営するユー・エス・ジェイ(大阪市)とテーマパークの共同展開で基本合意したと明らかにした。任天堂の人気キャラクター「マリオ」などを使ったアトラクションが登場する可能性がある。
 任天堂は昨年、世界各地でユニバーサル・スタジオを運営する米企業とアトラクションの共同開発で合意した。進出先は未定としていたが、今回の基本合意で大阪市のUSJに展開する方向性が固まった。
 任天堂は「マリオ」や「ゼルダ」などゲームのキャラクターや世界観を積極的に他分野の商品やサービスにも展開し、ゲームファンを増やす戦略を進めている。テーマパークへの進出もその一環で、米企業との交渉を主導した故岩田聡前社長は「ここでしか味わえない魅力的な体験を生み出したい」と話していた。
 大阪市内で四半期決算を発表した君島達己社長は基本合意を明らかにした上で「具体的な内容はあらためて発表する」と述べた。
 ユー・エス・ジェイは沖縄県でもテーマパークの建設を検討しているが「任天堂の件とは関係ない」(広報室)としている。
(Yahoo!JAPANニュース引用)