インセムのコラム

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WEB用語講座「何これ」シリーズ 第8回 アフィリエイト広告について②

日付:
2016.11.18
カテゴリー:
WEBマーケティング, WEBマーケティング担当Y, リスティング広告
タグ:

皆さん。こんばんわ。
恋多きWEBマーケティング担当Yです。

本日11月18日(金)は70%の男性が浮気する「浮気の日」です。

皆さんは結婚していますか?彼氏・彼女はいますか?
私は独身とだけ言っておきましょう(笑)

有名コンドームメーカー「相模ゴム工業」が全国の20代~60代の男女1万4000人を対象に実施した性体験に関する調査によると、26.9%の男性が「結婚相手・交際相手以外に特定・不特定の相手と浮気をしている」ことが分かりました。

既に旦那さんや彼氏の浮気を疑っている方もいるかも知れないが、その背景には「ブラックフライデー」があるようです。「ブラックフライデー」とは、クリスマス商戦開始日のことで11月の第4金曜日にあたります。日本のニュースにも毎年取り上げられるほどの熾烈な買い物競争は、皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。もともとアメリカで始まったものだが、現在ではイギリスやカナダ、アジアでは韓国などにも広がりをみせています。クリスマス前に浮気相手と束の間の時間を過ごしたいと思う男性が多いという事ですかね(;^ω^)

元探偵が運営する浮気調査サイト「浮気発見.xyz」によると、11月はクリスマスや年末に向けて、浮気も増えてくるので調査依頼が増加する傾向にあるという。世界中が年末イベントに忙しくなる時期。18日とはいわないまでも、11月中はパートナーの言動に注意しておいた方がいいかもしれません。


ココからが本題です。
WEB用語講座 第8回目は前回に引き続き「アフィリエイト広告って?②」
アフィリエイト広告は、大きく分けると広告収益で事業を行う法人が運営する「法人サイト」と、いわゆるアフィリエイターと呼ばれる個人が登録している「個人サイト」とがあります。今回は様々な種類をご紹介させて頂きます。

「法人サイト」の種類

「ポイントサイト」
会員を抱えており、現金などに換えられるポイントをアクションしたユーザー会員に還元するサイトです。条件さえ合えばほとんどの広告を掲載するので、掲載を進めやすい一方、アクションを行うユーザーは多くがポイントを目的としているので、「資料請求」などユーザーの「質(顧客見込み度など)」を問うプロモーションは敬遠するケースが多いです。

「カードモール・航空系」
JALやANAなどの航空会社やクレジットカード会社(セゾンなど)が運営しているサイトで、アクションによりそれぞれのサービスのマイルが貯められるサイトです。
仕組みとしてはポイントサイトと同一なのですが、カード利用者や飛行機利用者などがユーザーのため、よりショッピングに向いている、顧客単価が高額で、広告掲載費用をとるところも多い、などの特徴があるため、ポイントサイトと分けて考えるケースもあります。

「専門法人サイト」
あるターゲットや業種に特化したサイトで、純広告枠も販売しているようなサイトです。空き枠でアフィリエイト広告の掲載を行うサイトや、アフィリエイト広告枠と純広告枠を分けているサイトもあります。
コスメのクチコミで有名な「@コスメ」は純広告やタイアップの販売をメインとしていますが、各商品のページからショッピングサイトへのリンクをアフィリエイト広告として掲載しています。

「SEMサイト」
アフィリエイターが製品やサービスの紹介ページを作成し、リスティングやSEOで集客をかけているサイトです。
リスティングの入札については、広告主がリスティングを行っているケースがほとんどのため、獲得のメインである指名ワード(ブランド名やサイト名、商品名)への入札を制限することがほとんどです。

「ランキングサイト・比較サイト」
同業種のサービスの多いクレジットカードや健康食品、化粧品などをランキングづけ・比較するサイトです。
主には「SEMサイト」と同様にリスティングやSEOで集客しています。
「SEMサイト」は広告主ありきで製品やサービスの紹介サイトやページを1から作ることが多いのに対し、「ランキングサイト・比較サイト」は、すでに複数の広告主サイトができているため、広告掲載まではスムースな一方、他社と比較され、広告の掲載位置についても条件しだいでよくも悪くもなりえる、注意が必要なサイトです。

「個人ブログ」
いわゆる一般的なアフィリエイターです。日記や趣味のブログの中やサイドに、アフィリエイト広告を貼り、広告収入を得ています。
化粧品やファッション、FXなど、テーマを決めて自分の趣味をブログにしているブロガーも多く、カテゴリが合えば獲得が見込めます。また、多くがPVの少ないブログですが、中にはアフィリエイト広告で生活できるほど収益を得ているブロガーも存在します。

以上のサイトの種類を踏まえ、アフィリエイト広告の向き・不向きと、活用の仕方は次のとおりです。

会員登録

会員登録を目的とする際、「ポイントサイト」は必須です。
会員の質を問うプロモーションの場合は、ポイントサイトNGにしますが、よほどターゲットを問わない一般的なサービスで、誰にもメリットがあるサービスでない限り、広告掲載は広がりません。
ASPに出稿している会員登録プロモーションのほとんどがポイント可で、多くは会員数をとにかく増やしたい、という目的で出稿しています。

サービスオープンの際など「会員数●●人突破!」などのプレスを打つために、会員数目標を到達するために利用するケースもあります。単価は数百円前半で、「ポイントサイト」を利用すれば月間1万人程度の獲得が見込めます。

注意が必要なものは、ニッチなサービスやエリア・ターゲットなどが限定されている場合です。

「犬を飼っている人限定サービス」や「地方限定サービス」などは、対象となるユーザーが少なくなり、「ポイントサイト」に広告掲載しても獲得数が伸び悩みます。

ショッピングサイト

「ポイントサイト」により、獲得(売上)が見込めます。
しかし、ブランド認知がないサイトは単価を上げないと広告掲載をしてもらえない、買ってもらえない、というケースもあります。ブランド認知が低いうちは投資と考えて「ブランドを知ってもらう」ことを目的として、まずは高い単価で多く広告掲載してもらう選択を推奨します。

一方、ブランド認知が高くなってくると、リピートユーザーの購入の場になり、広告を出稿している意味を見直すケースが出てきます。たしかに長くアフィリエイト広告を続けていると既存率が高くなるのですが、ポイントがつくからそこで購入をしていた、というユーザーもいると想像できます。また、割合が少ないとはいえ、「ポイントサイト」や「カードモール」からの新規客も存在します。

ショッピングサイト内でもユーザーにポイントの付与やキャンペーンを行うかと思いますが、既存客に継続的に自社ブランドを選んでもらうためにも、広告掲載を継続することを推奨します。
単価設定は定率(売上の●%)で行うことが多く、低いものでは1ケタ、多くが10~20%程度で広告を掲載しています。同業の競合会社の条件も参考に、単価設定を行います。

「ポイントサイト」の他に、ブランドのファンの方が書いているブログにアフィリエイト広告を掲載してもらう方法もあります。

ショッピングサイト(化粧品・健康食品)

化粧品や健康食品は事情が特殊なので、ショッピングサイトの中でも分けてまとめます。化粧品の本品を、既存客の売上も含めてアフィリエイト広告に掲載する場合は、「新規客」の獲得だけを指標に行う広告主も存在します。その場合、新規客向けのトライアルセットを用意しているケースがほとんどで、成果をその販売とします。単価は「ポイントサイト」のユーザーにそのトライアルセットの金額がほぼ全額バックされる100%以上の成果単価を設定するのが相場となっています。あくまで新規客には無料で利用してもらい、広告費はその後の継続購入で取り戻していくという計算です。

多くの「ポイントサイト」がこれに対応しており、広告出稿を求めているので、掲載が進みやすいです。ただし、「ポイントサイト」からの獲得ユーザーはリピート顧客になりにくい傾向があり、「ポイントサイト」からの購入であっても継続購入に引き上げる体制の整ってからの実施を推奨します。企業によっては、新規客の獲得数目標をもっているところと、会員の継続購入を目標にしているところとに分かれるケースもあるかと思いますが、その場合、新規客の獲得目標をもつところが出稿します。また、「ポイントサイト」の他には「ランキングサイト・比較サイト」に同業種が広告掲載されていることがよくあります。
まずは自社商品のカテゴリ名や一般名と、「~比較」「~ランキング」のような掛け合わせたワードで検索してみると、どのようなサイトに広告が出稿できる可能性があるかがわかります。

資料請求型

「ポイントサイト」で説明したとおり、質を懸念してポイントサイトNGで実施するケースが圧倒的に多いです。
そうなると、獲得のメインとなるのは「SEMサイト」や「ランキングサイト・比較サイト」、ブログなどの「個人サイト」となります。資料請求のプロモーションをアフィリエイト広告で成功させるのが難しく、キーとなるのは「どのようなサイトに載せるか」です。

まずは、サービス名と「比較」や「口コミ」といったワードを掛け合わせたワードで検索して、どのようなサイトが上位にくるかを確認します。その中に広告掲載にふさわしいサイトがあれば、そこになんとか広告を掲載できないか、交渉と条件調整を行います。「個人サイト」のブログで自社サービスが紹介されていれば、そこにもアプローチします。
また、自社サービスが紹介されていなくても、自社サービスとターゲットが合う「個人サイト」のブログがあれば、そこにもアプローチします。

「ポイントサイト」や「カードモール」で広告掲載と獲得が早期に見込めるショッピングサイトと異なり、掲載先を探すことから始める必要があるため、なかなか広告掲載が思うように進まず、獲得が1件でるまでに時間を要します。あらかじめ、競合はどのようなサイトでアフィリエイト広告での獲得をしているかを調査することをお勧めします。

金融系

口座開設などの金融サイトは、相場の単価が口座開設で1万円などと高額なため、それを専門に掲載するアフィリエイターがいるくらい人気があるプロモーションです。
主には「ランキングサイト・比較サイト」、「SEMサイト」、場合によっては「ポイントサイト」で獲得が見込めます。ただ、獲得が多く見込めるサイトほど、より高値で競合が広告掲載を行うため、競合他社との単価勝負になることが多いです。

広告主は単価を抑えて数を獲得したいと思いますが、アフィリエイター側はいかに自分の利益が最大化するかに関心があるので、どんなに有名な企業であっても、どんなに交渉を行っても、獲得が見込める数と単価の掛け算によって、最終的にはアフィリエイターにより広告掲載自体も単価も決定されてしまいます。

以上のように向き・不向きがあるのですが、大きな点は「ポイントサイト」を利用できるか否か、サービス認知があるか否かです。
「ポイントサイト」がOKであれば、その広告掲載を進めながら、「個人サイト」などその他のサイトとの提携を進め、広告掲載を準備ことができます。一方、個人サイトでの獲得をメインとしたリード型は、どのサイトに広告掲載すべきかの調査から始まります。

「個人サイト」での獲得をメインに考えた場合でも、認知があれば勝手に掲載広告先は集まりますが、特に認知が低い場合やターゲットが狭い場合は注意が必要です。